お酒をやめて一か月ほど経ちました。もう何度目?と自分でも思ってしょうがないけれど多分3度目と思います。何度でもチャレンジしてみよう。
今の自分の気持ちとそのきっかけを書くことで多少は何か見えてくると思う。
一応基本の自分の飲むものはこんな感じです。
・氷結ストロング500ml×1缶(純アルコール量 36g)
・発泡酒350ml×1缶(純アルコール量 14g)
・休みの日は+ハイボール350ml×1缶(純アルコール量 19.6g)
アルコール量としては平日は50g、休日は69.6g。
一般的に言われている適量飲酒の純アルコール量は20gです。それを考えると二倍、三倍以上取っていますね。こんなもの守れたら苦労はしないし、いうなればガラガラの直線道路で30㎞/hで走ってられるか!という感覚ですね。
体質的に受け付けない限りは、飲めば飲むほど判断力が奪われるためブレーキは効きにくくなります。とはいっても一か月やめられたのは理由がありました。これはおすすめするものではなくて、どういう事情があればそもそも酒を飲まずにいられるかを自身で理解するために書いています。
そもそものきっかけは妊活
そもそもお酒をやめようと思ったのは妊活がきっかけだった。お酒は妊活には当然いい影響は無い。相手だって食べ物に気を使ったりしていてがんばっていたから。
自分も体のことを気にかけようとして始めました。相手さんの周期に合わせて行うことですから妊活の間だけやめるという方法でもいいかもしれませんが、一緒にやろうかなと思ってやめてみました。
こう書くといい旦那みたいですけれど、自分の酒のせいで妊活がうまくいっていないと言われることが怖かったというのも正直あります。とはいってもその結果はまだわかりません。
酒を飲んでいないということがいい結果をもたらしていたかはわかりませんけれど、やめるいいきっかけになったことは事実です。それと自分でも、自分のせいで何か相手の希望を壊してしまうということが何らかのブレーキにできることも発見ではありました。
ここはアルコール依存症の患者さんと違うところなのかもしれません。とはいっても妊活の最初のころは、行為が終わったら起き上がって酒を飲んでいたこともありますからどういう神経になるかはわかりません。
さて飲んだらどうなるのか?
とりあえず今は妊活は続いているけれども何かするわけでも無い期間となります。だから酒を飲んでもいいかなとも思います。特に休みの前日なんかは特に。でも飲んでいないわけではあります。
正直なところ、もうわかってはいます。飲んだらどうなるのか。この2年くらいでその検証もできました。
飲んだらその日からずーっと続きます。純アルコール量20gの適量飲酒は不可能です。飲み続けてしまうでしょう。とはいっても生活が壊れるほどは飲まないと思います。
想像するのが容易いのですが昼過ぎから酒のことを考えていつから飲もうかな~という楽しみを待つことになるでしょう。飲んだら楽しくも幻のような世界が迎えてくれるはずです。
それはそれである意味救いでもありますけれどね。逆に酒のことばっかり考えて、外出しても早く帰って酒を!という感情も出てくるようになりますので行動の制限も案外あります。それがつらいということも一面です。
一方で飲まなかったらどうなるのか?
逆に飲まずにいれば、上記のような酒のことばっかり考えたり、早く帰って酒飲みたいみたいな行動制限は和らいで楽になるのでしょうか??
確かに酒を飲まないということで行動制約は緩くなってゆったりできることも事実です。その一方で何が待つかと言えば、何にもすることのない自分自身を向き合うことになります。
いうなれば特に話すこともない、他人(自分)との無限エレベータに乗っているような感覚です。早く着かないかな~とか思います。正直辛いです。
酒を飲めば、飲んでしまえば幻の世界で翌朝までたどり着けますけれど、飲まない選択をするとやることもなく時間を過ぎるのを待つような切ない時間を過ごす必要があります。
ですからかえってつらいですよね。健康には精神と肉体的な健康がありますけれど、酒を飲まないことは精神的につらいことになってしまうというのが自分の現状です。
ということは自分自身の魅力や意志の問題にぶち当たるわけです
酒の代わりを探すことになる
禁酒、断酒は酒を飲まないという命題があるために、酒の代わりを探すことを始めることが多いと思います。健康上の理由で酒をやめることが目的であれば酒の代わりを求めることは理にかなっています。
酒は健康に一つも役に立ちません。
酒の代わりは色々とあります、まずは食べ物であったり、炭酸水なんかもそうですね。今まで酒に使っていたお金を違うことに振り替えて酒の代わりにしてみることも良くあります。
他の方法は、ドライブとか筋トレとか色々あるはあります。
自分のケースは酒を飲んでいた理由をよーく考えると時間をつぶすために飲んでいたということに気づきました。要するにやりたいことなど何もない、興味・趣味など一つもないひどい人間であることをごまかす為に飲んでいたということに気づきました。
酒が好き・・・ということはあり得なかった
そう考えると今まで酒が好きで、飲み会や家でも飲んでいますということを言っていましたが、そうではなかったということに気づきました。
幻落ちというべきか自分を幻に溶かして現実を見ないで時間をやりすごすのが好きですということだったわけです。
ひどい話だ。よく言われるのがアルコール依存症の脳は泥酔状態を通常状態と判断して、素面の状態を異常な状態と判断するようです。だから酒を抜くと離脱症状がでてしまう。
自分も同じような状態だったということですね。常時幻ではないけれど、つらいときには幻をまといながらやり過ごしている、いつしかそれが「好き」という勘違いまで生んで肯定していたということでしょうか。
今の自分はどうなっているのか
正直なところをいうと、今の自分は幻の状態を標準としているのか、興味や趣味のセンサが全く働きません。何か夢中になれるものでもと思って色々と取り掛かってみるのですが全く反応はありません。
もう少し昔のころはのめりこむこともたくさんあったのですが、全然なんですよね。今のままではつらいはずなのに、わかっているのに反応しない。
単純に今触れているものに興味がわかない個人差みたいなことなのかもしれないけれど、それにしても反応が薄い。
ただ継続して自分のセンサをたたき続けるしかないなと思っています。やめてしまうと幻を欲しがるようになるでしょう。ここにまだ答えはありません。ただ何かに向かっていき急いでいるだけで、時間があっても何もできないという考えられなかった精神、身体状況です。いっそのこと酒でもという気持ちにもなりますけれど元も子もないです。