肌の老化→シワやたるみは年齡によるものと、紫外線や環境(大気汚染など)によるものがあります。
その廊下の割合のなかでも8割を占めるというのが紫外線。
年齢による老化は自然老化、紫外線による皮膚の状態変化は光老化と言われます。
そう考えると自然老化は止められないにしろ、光老化はやり方次第では抑えることが可能です。
もちろん女性だけでなく、我々男性にも平等に紫外線が降り注ぎます。
今の対策が10年後のシミたるみ対策と言われると気が遠くなりますが、やっていない人が多いからこそ、やってみるという逆張りの精神でやってみてください。
まず紫外線とは・・・
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。フロン等によりオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線(UV-B)が増加し、生物への悪影響が増大することが懸念されます。
UV-A (315-400 nm)
大気による吸収をあまり受けずに地表に到達します。生物に与える影響はUV-Bと比較すると小さいものです。太陽からの日射にしめる割合は数%程度です。
UV-B (280-315 nm)
成層圏オゾンにより大部分が吸収され、残りが地表に到達します。生物に大きな影響を与えます。太陽からの日射にしめる割合は0.1%程度です。
UV-C (100-280 nm)
成層圏及びそれよりも上空のオゾンと酸素分子によって全て吸収され、地表には到達しません。
気象庁HPより引用
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-40uv.html

肌への影響
ちょっと難しいですけれど人間の肌に影響があるのはUVAとUVBと呼ばれる紫外線です。地表に届く紫外線の9割はUVAと言われています。

特にUVA
このUVAは肌の真皮層の上部(表皮との境)まで到達してDNAにダメージを与えます。
その結果コラーゲンの産生能力に影響を与え、結果的に肌の弾力を低下させていきます。
そして見た目の年齢老化に一役買ってしまします。この紫外線が8割というのはある意味では恐ろしいですね。
言われてみると年中日焼け止めは売っているのはこのためなんですね。

http://anessa.shiseido.co.jp/shigaisen/uva_uvb/

UVAは年中降り注いでいます。
また天気によっても左右されています。
晴天が100%とすると曇りは約60%、うす曇りの場合は約80~90%、雨の場合は約30%になります。ですので感覚的には天気が良い=紫外線が強いと考えておけば良いです。
また南国に行けば行くほど、標高が上がれば上がるほど同時に強くなります。
その対策は
出来る紫外線対策は基本的には日焼け止めがベースになります。
夏季以外でも軽いものを塗っておくのはやはり大切なことになります。
顔以外でも老化はありますので気になるところはカバーしておいたほうが良いでしょう。
10年後の対策と思ってやるしか無いですね。
おわり
