男の肌ケア

皮膚の存在意義

シャボン玉

スキンケアの科学「田上八郎著」より皮膚について学びます。断片的にしか書いていませんけれど、都度なるほどと思うポイントがあるのでそのたびにまとめます。

知れば知るほど皮膚はすごい機能だし、なんか大切にしたくなってきます。今までは傷は男の勲章とか、少々のけがなんて気にしないわ!っていう態度を改めたくなります。

皮膚の存在意義

皮膚の存在意義です。乾燥した大気に包まれた地上の環境に生まれても、生体組織が水分を失わずに活動を続けていけるようにバリアを作り出す器官が皮膚ということです。

これまでもこの本で述べられていますが、大気はとても乾燥しており(水中・体内に比べて)体内の水分をキープすることと、超薄なバリア膜、そして動きを妨げない柔軟さが特徴です。

水分とバリア膜について

水分がいかに重要なのかは、熱傷(やけど)を例にとるとわかるといいます。皮膚の欠損と熱傷による炎症反応によって外部環境に露出したままの生体組織からは「まさに噴き出す温泉同様、大量の水分喪失」が起こります。

そうなった場合は医療としては輸液をおこなってその水分喪失を補おうとします。可能であれば健康な皮膚の一部を採取して植皮し、できるだけ普通の皮膚の面積を広げて覆うようにする。

これは水分は生体組織における生命活動の基本を支えるものだからと言います。その水分の蒸散を防ぐべく皮膚は存在しています。

また、我々を取り巻く環境には様々な毒物や病原微生物が無数に存在しています。しかしそれも生きた皮膚組織の10数㎛ほどの超薄の角層で包まれていることで、守られています。

その薄さゆえに様々な傷害により角層機能が破綻してしまうと環境からの刺激が直接生体組織に及んで炎症を起こしてしまいます。

そうなると「にわか作りの病的角層」(正常に分化できない角層で通常よりも早いターンオーバーとなる角層)が表皮を覆ってしまいます。

スキンケアの始まりとして、皮膚医科はこのような皮膚の状況(鱗屑【りんせつ】というらしいです)に対して密封保護をするように油脂成分を主体とした軟膏療法行ってきたそうです。

色々なタイプの軟膏が使用されてきたようですがはっきりとした薬理作用を発揮するほどの効果をあげるより、軟膏塗布自体の角層機能破綻部位の保護作用が働いていた程度のもであったようです。

皮膚の大切さ

このように皮膚の機能は見た目以上に体を防御しているようです。もちろん外見をよくするために存在しているわけではなく、生体機能を維持するためのものです。それは人間特有のものであり、さらに自分たちが気付いていない多くの機能(水分保持、バリア、動きの柔軟さ)がありました。

最初にも書きましたけれど、これだけの機能がありますから大事にしていきたいですね。それが故のスキンケアでもあると思います。外見もさることながら、皮膚の機能維持は体の健康にもつながっているわけですから。

 

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ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。