仕事

価格の上昇をうけいれる?

いったい何が必要なのかわかっている?勝負にかける貪欲さ、受注にかける貪欲さ。情報収集にかける貪欲さ。

このあたりだ足りないのは。

最近の社内面談で指摘。わかっていることではある。

ここまでくるとそこの貪欲さは無い、ということなのかなとも思えてくる。そんな諦めみたいな話は無いし、馬鹿みたいだ。使えない。

なんていうのかな。それは多分受注、失注というのが大きくは金額安さだったり、めんどくささを引き受けることによったりということなんだと思う。

ヤコバシ氏も言っていたけれど、持っている製品とその市場は個人の力ではどうしようもない。それを言い訳にするわけでは無いけれど、一騎当千ということは無い。一商品当千はある。

これこそコモディティを売る側の辛さだ。それはあまり関係がないけれど、今建設業界では価格についてどのような状態になっているかを書いておきたい。

今自分の会社でも原材料高に伴う価格改定まっしぐら、そして製造部品の取り合いによる製造遅延が出てきている。

適正にしようとする動きが原材料から始まっている。資源は限られていてそれを適正価格で買えるものだけが作ることができ、適正にその商品を買える仲介業者、エンドユーザーが手に入れられる・・・ことが理想だ。

実際は建設業界はその流れに逆流が激しい。値上げを認めない。実はそれはこのコロナでの原料高以前からの風習だ。

その価格を上げさせないというのが調達の仕事だと思っている。本当に馬鹿だ。安く買うことは確かに仕事かもしれないが、一方ではそれを利益としてしまっている以上はその先に売るときに安価で売っているということだ。本来利益ではないところを利益としてしまっているために、その会社の適正な販売価格を作れなくなる。

何が起こるかというとそういう会社には安いからという理由で仕事が舞い込む。確かにその通り。その潮流は流れ込めば流れ込むほどその会社の購買力は強くなり、さらに安く買おうとする。その業界の一大雄になってしまう。そうしていくうちに他社も追随しだす。つまり価格改定を認めないということ。

これが建設業界の物買いの悪しき風習。これは何も上流だけが悪いと言っているわけではない。一見こんな無茶なことを言っているやつに合わせる必要はないと思うかもしれない。

しかし、コモディティがひしめく建設業界では目の前の受注を欲しがる。多少無理しても、いや赤字でとりに行くこともままある話。上流、下流でお互いにデフレの渦に落ちていっているのがいまだ。

ここで適正な価格で仕事をしようとする会社が現れても、買う側のリテラシーが備わっていないと瞬く間に消えてなくなるだろう。

この原料高での価格競争の末におそらくは、メーカー、仲介業者、工事業者は売り上げは上がるかもしれないが、利益は全く出ていない状態が続くだろう。そして撤退、倒産なんてことも考えられる。

ただ建設業界はすそ野が広いために全く需要が無いわけでは無い。そういう意味ではゾンビのごとく続いていくことはあるのかもしれない。

方法はあると思う。供給を絞ることだ。今コモディティであってもなくても、物がありすぎる。省資源とは裏腹なことかもしれないけれど、いつの間にか即納、多量生産体制ということが当たり前になっている。

これはアマゾンとかでもそうで今日の明日、今日の今日に届くなんてことが当たり前にある。こんなデリバリの良さ、在庫の豊富さが今の供給飽和を生んでいる。

だから選ぶ側(買う側)は買いたたく。こっちになければあっちで買うわ。ってなことです。

 

だからここは勇気をもって生産を絞ることが適正な価格を連鎖させるためには必要だ。ないものに対しては価格は適正に支払われるだろうし、計画的に購入も行うだろう。モノ余りでは適正な価格にはできない。材料費が上がりまして・・・ということを言ったとしても、目下ではものが出荷されていく。

一時期マスクが市場から消えました。その時の価格は驚くべき上昇を見せましたよね。ここまですることはありませんが、需要と供給のバランスが悪すぎる。

建設業界でいうと、需要を持つのは本当に限られたデベロッパー、その少ないデベロッパに対して裾野の供給は有り余る。価格で勝負する。

食品と違って工業製品は上がった価格が戻ることはまずありえない。だからこのまま原料高状態は普通になり、さらにまた値上げがいつの日にか来る。

在庫という概念を見直した方がいいのかもしれません。そうじゃないと価格を適正にシフトできない。それでなくなるのは淘汰と考える方が自然かもしれません。

ほとんどヤコバシ氏がいつも言っていることだ。不必要なものを無理に売っているものがこの原料高、少資源の波で消えていく。そもそも不要だったものだから。

わが社はそういう意味では不要でなない製品ではあるが、過剰には必要ないもの。家でいうと扉のようなもの。一軒につき、もしくは一店舗につき扉は一つはいるけれど、二個も三個もいらない。そういう物をどこまで売り込む意味があるのかというのは考えた方がいいのかもしれない。

これは自分の受注への貪欲さが無い時のいいわけです。そしてコモディティ製品の辛さです。

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havefan35
ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。