少し疑問になっていた事があって調べてみました。
適量飲酒というものがありますけど製造のメーカーはどういうふうに考えているのかな?
- 厚労省の推奨する量は純アルコール約20g(男性)
- これは瓶ビール1本、ストロング系チューハイは1本でオーバー
- 各メーカは注意喚起きしながら販売

適量飲酒とは・・・
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。
一般に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、体重あたり同じ量だけ飲酒したとしても、女性は臓器障害を起こしやすいため、女性は男性の1/2~2/3程度が適当と考えられています。
サントリーHPより引用 https://www.suntory.co.jp/arp/proper_quantitiy/#i01
これによると男性で1日純アルコール20gとなっています。
純アルコール20gは結構少ない
純アルコール20g・・・これはビール中瓶1杯程度です。(え?)
まずはこちらを見てほしいです。

中瓶一本で適量オーバーです。(え?)
おそらく軽くいっぱい行きますか?という想定ですよね。

世の中の飲み会はそんなに早く終わらない
自分が経験した飲み会はまずはビールで、その後ハイボール、最終的には焼酎か、日本酒・・・という継投リレーが大半。
飲み会に行ったつもりで計算してみました。
瓶ビール2本、日本酒1合、焼酎水割り2杯を想定しています。

これですと純アルコールは約60g。適量飲酒とは程遠い量です。
なかでもまずいのはアルコールが消失するまで11時間56分。次の日休み取る必要ありますね。

アルコールの害について
アルコールは体にとって毒となるものです。肝臓に負担をかけて、病気などのリスクを多少なりとも高めてしまいます。
適量であれば、むしろ 総死亡数、虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病などで、その関係が認められており、適量飲酒がもたらす効果があるということで、Jカーブという部グラフも出ています。
その一方で異なる病気に対するリスクも上げています。
また、社会的なリスクも上げていることもちょっと覚えていたほうが良いと思います。これは酩酊した場合ですけどね。(大事な書類を無くしたり、ずっこけて怪我したり→これは結構ありませんか?)
気づいたらズボンが破けていたり、手を電柱にぶつけて怪我していたり・・・ありました。
メーカーも気を使って販売している
メーカーも気を使って販売はしています。
リスクのあるものである一方でコミュニケーションを円滑にする有用なツールでもあることには変わりませんし、楽しく飲むということもあります。そういう飲み会のほうが多いと思いますし。
アルコール飲料の缶にもお酒マークを大きくつけたり、注意書きを書いたり。
またCMでもタレントさんの年齢ですとか効果音にも注意しているようです。
ちょっと変な例えですけど銃とか兵器の販売にどこか似ているような気がします。
まとめ
適量はあくまで平均です。人によることは当然です。
有用なツールでもある一方で、自分や周りを壊しかねないことにもなることを胸においておきたいですね。(そんなの気にして飲めない?)
自分はできるだけ飲まないように頑張っています。仕事上でも最小限に抑えているつもりです。
皆様も楽しめる範囲で楽しめるといいですね。
おわり
