緩やかではありますが糖質制限を実践しています。
朝はキャベツとゆで卵と夜の残り少々。お昼はできるだけ食べずに、チョコレートを軽く食べる程度。
そして夜ご飯は普通に食べます。このバランスで上手く回しているつもりでした。ただやっぱりどこかでバランスは崩れてきます。それは我々は人と生活していますし、人と関わって仕事なりをしています。
この糖質制限はやっぱりどこか我慢が出てきます。制限という言葉が示すとおり自由ではないということ。いわゆるHALTの法則と隣合わせなんですよね。
HALTの法則とは
依存症を引き起こす要因としてよくHALTの法則という言葉が出てきます。
これはHungry・Angry・Lonly・Tiredの頭文字をとっていて、日本語でいうと空腹・怒り・孤独・疲労という辛いワードの4連発です。
この状態のときに依存症の引き金になりやすいというわけです。例えばアルコールとか、タバコとかですね。なんでも無いときには我慢できるんだけれどこの条件が出てくるとどうしてもやめられない。
依存症は病気なのでそれはすでにコントロール出来ないものなんですが、その手前の段階でHALTがあるというわけです。
これがなんで糖質制限と関係あるかというと、人それぞれかもしれませんが・・・
Hungry・空腹と隣合わせ
糖質制限は糖質制限を制限しているだけでその他の食物繊維や野菜・タンパク質は制限していません。だから炭水化物は食べないけれど、肉とか、野菜はパクパク食べてもOKよ!となるわけです。
そうか、簡単そうだなと思ったらそうではありません。炭水化物に比べて野菜やタンパク質の食材は結構高い、そして調理が必要だったり、量が少なかったりであまり食べた気がしません。お腹いっぱい食べようとすると、お金が結構かかります。
ですので中々満腹ということはありません。HALTの法則でいうとHの状態が出やすいですね。
HungryからAngryへ
Hungry(空腹)状態というのは依存症を引き起こす条件でもあり、身体にとってあんまり良い状態ではありません。人によってはそれのほうがいいという人も居ますから、それぞれなのかもしれませんけれどね。
特に自分の場合はどうも空腹は苦手でした。仕事などやることがあれば食べなくてもあんまり気にならないけれど、夜のリラックスできる時間に空腹はちょっとつらい。
空腹がつづくとそれが怒りに変わってきます。(個人的には連鎖していると思います。)
そうなるともういいことなんてありません。奥さんと言い合うこともあるし、自暴自棄になりそうなくらいに不安定になりそうなこともあります。
もう家ではやめている酒でも飲もうかな、いっその事とか考えるまでにもなりました。今日はそんな日でした。(仕事でも嫌なことがあったのもあります。)
空腹(HALT)との付き合い方が重要
ただ自分としては糖質制限をしながら体のスタイルを作っていきたいので、糖質制限をやめるつもりはありませんが、空腹との付き合い方を考え直す必要があるようです。
我慢では限界があります。武田真治も言っていました、我慢には限界があると。空腹を抑えるには炭酸水がいいといいますね。またアメ玉なんかも経験上しのげるのかなと思います。
ただアメ玉は糖質制限の大敵なんで、これまた気をつけないといけませんが。
とは言えやっぱり人との関係で生活しているわけなのでイライラして衝突してたりするとお互い嫌な気分になってしまいます。
自分の糖質制限だけを優先させないようにHALTのコントロールも気をつける必要がありますね。