自閉症スペクトラム(ASD)

Chioの発達障害の特集から知ったこと⑥

Chioという雑誌に発達障害の特集がされていましたので読んでいます。この雑誌はたまたま見つけたものです。

特集は「こどもの精神科医・心理士がこたえる 発達障害をめぐる19の疑問」(監修:石川憲彦)となっています。

19個の疑問に対して医師などが回答する形式になっています。特に専門用語も多くなく、対話形式のような書き方で進んでいきます。その中で自分の気になることをピックアップしていこうと思います。その⑥です。

テーマは「薬?トレーニング?将来は・・・?」の3回目となります。

石川医師の回答は勉強になることがたくさんあります。社会性、自己肯定感、子供自身のペースでやっていけばよいということ。最終的には命があって良かったと思えること、などふり幅が非常に広い。おそらくたくさんの発達障害の子のケースを見ているからこそだと思います。

自分でもどうなってほしいとか考えるときに、どうしても普通というか自分自身の来歴通りになってほしいようなイメージをしてしまいます。学校に行って就職して、子供を・・・みたいな。そこから外れようとするとどうしても不安になる。

そういう自分以外のケースを案外認められないんだなと、自己発見もありました。多様性と言いながら社会の基本(多数派?)というのは変わっているようで変わっていないとおもいます。その中で子供らしく生きていくというのは大変だろうな、とも思うのです。そこ私自身が大胆にイメージ変換できるかが自分に課せられたことなんだろうなという感想です。

学校は?仕事は?将来の進路をどうする?

いまの社会が求めるルールから、はずれたほうが楽。

こどもは、納得するまでやりたいことを続ける。

回答 石川憲彦医師

将来のことを考えるにあたって大きく分けて2つのことが大切になると石川医師は言います。それは社会性と、私たちが持っている学校、仕事のイメージを大胆に切り替えること

親が周りの基準を持ち出してこうじゃないといけないとか、こうであってほしいという基準から子供をはかってしまうことは、こどもの社会性を育めません。こども自身のできることからスタートすることが大事と言っています。

大事にされている感覚

社会性とは10歳までに育まれるもので、「自分の存在そのものをどれだけ認めてもらえるか」ということです。これは発達障害であろうとなかろうと同じ事です。こどもが一人の人間として所属集団から大事にされているという感覚を持てた時に社会性が育まれると言っています。

大事にされているというこは、甘やかすということではなく、厳しくしつけるということとも違います。子供自身が自分の格好からやっていけばいいと思えること、親もまたこの子の格好からやっていけばいいと開き直ることが社会性を身に付けさせることの根本を形成すると言っています。よく言われる自己肯定感というものです。

それをもてるかが「その子の一生をきめるといっていい」とも言っています。

イメージの切り替え

以前の工業を中心とした社会から情報産業社会になっています。いわゆるサービス業という第三次産業が今の仕事の70%以上を占めています。

仕事や学校での関係性では空気を読んで、臨機応変に態度、対応を変えるという見えない要求がとても強い。以前の決められたことをやっていくというというイメージが合った仕事でもかなり速いスピードで変化していっています。

自分たちの仕事のイメージと子供が接するであろう仕事や学校のイメージは変わっていっているということをまず認識する必要があります。

その中であえて社会のルールに外れてもいいといいます。外れたところでも認め合える関係を作っていくことが大切だということ。いわゆる普通のことが少しずれているケースが多いのが発達障害だとしても、医者とか政治家とか○○は無理と決めつけないことが大事と言っています。

自分の格好でやりたいことを続けられる環境、関係を構築していくことを優先するということだと思います。親があれやこれや決めつけない、逆に発達障害の参考書や教科書にもとらわれすぎないことが大事と思います。発達障害というのは人によってさまざまで、同じものはありません。

だからこそ、こうじゃないとという物差しは子供自身で作っていくこと、それを認めてあげることそういうことから始める問うことだと理解します。

命があってよし

最終的にはここのようです。色々と失敗することだってあると思います。親も子供も。10歳まではその子をしっかり大事にしていけば特別なことをしなくてもいいと言っています。

最後にこの命があって良しと石川医師が言うことにちょっと重みを感じました。たぶん色々と試行錯誤して気持ちがダメになってしまうことだっていくらでもあるんでしょう。

想像するとなんとなくわかります。どうしても突破できないこと、お互いにつまずくことは本当にあります。こういう時に最終的に◎を付けられる項目を持っていることが大事なんでしょうね。それを持っていないと立ち直れないかもしれないことが待っているかもしれません。

「そのこをしっかり大事にしていれば、10歳までは特別なことはしなくてもいい」と石川医師は言います。これは何もしなくてもいいわけではなく、子供の格好で自信を持たせる時間にするということなんだと思います。

よく発達障害の子の目標として社会性スキルと自律スキルと言われますが、社会性スキルというものをメインにしていくことなんでしょうね。

うまく結べないですが子供ではなく変わるのはまずは親側なんだろうなと思います。

 

 

 

 

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ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。