今はあんまり考えることがないけれど、育児書や母子手帳の発達の目安というのはホントに悩ましいものだった。
チェックするたびにあれ、ん?どうかな?みたいなことがあって不安になったな。特に言葉のところや指差しをするかということろは、いいように解釈していた気がする。
いま自閉症スペクトラムと言われた今となっては、どうでも良くなったとは言いませんが普通の子はそうなんだと思う程度になった。
発達の目安はノルマではない
「発達の目安っていうのは統計から出された結果であって、それ以上の意味はない。目安はあくまでも目安であり、目標やノルマではない。」ということが今読んだ、本に書いてあった。こんなにも適切に回答してる言葉は初めてだった。
目標やノルマっていうのは自分で努力したりして達成するもので、この発達という生物の成長については自然と成り立っていくものなんですよね。
だからこそ焦ることは必要でないし、焦っても仕方がないことです。
だから無理に合格させずにちゃんと比べてみないといけないですね。
そう考えてくると、ちょっと落ち込み要素もあるけれど、そういうものですね。
自閉症スペクトラムは特有の発達スタイル
自閉症スペクトラムは特有の発達スタイルになりますね。まだ4歳になったばっかりだからこの先はわからないけれど、発達の目安から外れていることもしばしば。
おもちゃを並べるのは相変わらず一生懸命やっているし、筆圧も弱いとかぴょんぴょん飛び跳ねるし。
この目安から外れていることがダメだとか思わないといえば嘘になりますが、気にしなくなってきたことは事実。先のとおりに自然に成っていくものだからそこは割り切るしかありません。
どうやったらその特有なスタイルで人と関わっていけるかを気にしているし、心配している。(この症状は治らない・・・)
チェックは厳しくしたほうがいいと思う
だから発達の目安について大甘で合格しているような目で見ないで、厳しくチェックしたほうがいいと思う。なんとか普通に合わせようと精一杯、違和感を隠しながら納得させるのは負荷がかかるし、見つけないといけないことを隠してしまうこともあります。
かつては自閉症スペクトラムの症状の一つにで手をヒラヒラするという症状があると聞いて、たしかに子供はそんなようなこともしていた。
でも自分が判断したのは我が子のは手をバタバタさせているのであって、ヒラヒラじゃない!と思いこんでいた。今思えばアホくさいし、ヒラヒラもバタバタも言い方の違いで同じジャンルじゃないですか。
そんなふうに自閉症スペクトラムから逃げていた。認めたくなかった、昔は。今もどこかで実は定型発達何じゃないかなとか思っている。
自閉症スペクトラムは誰のせいでもない
まだ自閉症スペクトラムの原因は分かっていないけれど、先天性のものだということを言われています。
親のせいでもないし、親の育て方のせいではない。ある意味では肩の荷がおりるようなことではありました。でも自分はいっその事、親の育て方が原因だって先生には言ってほしかったのは本当です。治せないというのが一番その時刺さったんだと思う。
誰のせいでもないけれど、その後の生活は親や周りのサポートが違った面で必要になってくる。それは親の責任と言えるんだろう。
子供本人をみて考える
この自閉症スペクトラムは人それぞれ症状の強弱があるようで、その子にはその子の対処法があると思っています。
こういう一般的な話ばかり進んでいくと、自分で書いててあれですけど、どうも悲しくななる。
子供をみて考えることが一番大事だとおもう。いう事聞かないし、ハラ立つこともたくさんあるけど。