自閉症スペクトラム(ASD)

本を読む 自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本⑥

子供の顔

「自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本」を読んでいます。第四章をよんでいます。

章のタイトルは「年代別に見る子育てのポイント」です。

この章では幼稚園・保育園からその後の学校教育の流れやそのサポート体制について書かれていて、実際の子供の例も用いて説明されています。

やはり特別支援学校や特別支援学級などの整備はされていますが、章末の実例をみると本人も親も苦労しながら乗り切る姿が印象的でした。

今回は乳幼児期・児童期のポイントをまとめました。

乳幼児期のポイント

この時期は小さい子供なので、なんか変わっているのかな?育てにくいかも?という疑問はわくものの中々医療機関や相談機関に関わらない方も多いと思います。

また検診や幼稚園からの報告でASDの可能性を指摘されるかもしれません。そのようなときの相談できる機関が紹介されています。

また幼稚園などは入学前に見学ができるところもありますので行ってみるのもいいと思います。

入学に際しては子供の症状を正確に幼稚園側につたえることも重要です。それは子供へのサポート体制が整えられるかを事前に確認できるからです。中には幼稚園側の事情で厳しい回答をされるケースもありますが、あっていない環境でストレスにさらされるのはよくありません。

幼稚園側も専任のスタッフを付けてもらえるケースもあります。そこはぜひ相談したほうが良いと思います。

子どもに厳しい環境を用意して強制的に育っていくということはできるかもしれませんが、ストレスが非常にかかりますし、うまくアシストしてできるようになったほうが子供の自信になります。(これは自分のこの経験談ですが)

小学校選び

各自治体では障害の有無に関係なく、就学相談を行っています。その流れを紹介しています。

年長の5月からスケジュールはスタートして、11月ごろに就学先の判定をされるようです。その間に面談や、幼稚園などでの様子観察、候補先の小学校などの見学などが行われるようです。

ASDの子供が通う選択肢としては通常の学級のほかに以下のものがあります。

  • 特別支援学校
  • 特別支援学級
  • 通級による指導(通級指導教室)

これは新聞情報ですが、この3つの学校・教室・指導に通う児童生徒は約55万人。その内特別支援学級は約27万人、特別支援学校が約14万人、通級指導は約13万人だそうです。(2019年度の数値)

すべての自治体にこの三つがあるとは限りませんので住んでいる地域によっては選択肢は変わってくるかもしれません。場合によっては離れたところに通うこともあるようです。

児童期のポイント

小学校に入学すると自分でや習いといけないことや学習も始まります。そして友達とのかかわりも複雑化していきますので、二次障害に注意が必要です。子供の悩みが大きくなる前に相談できる人を見つけておくことが大事です。

相談できる人はクラス担任など学校の先生達や療育の先生などが挙げられています。

これは入学前からの繋がりも活用して相談できる環境を持っていたほうがいいようです。小学校に上がったとたん以前の関係が切れてしまうと孤立してしまうかもしれません。

ただ、相談できる人がいないわけではありませんので、スクールカウンセラーや特別支援教育コーディネーターなどもいますので、事前にどのような相談先があるのかを調べておくことがスムーズなようです。

就学後の「転級」、「転学」もOK

就学後も子供の様子によって変更が可能の様です。特別支援学級から通常学級への転級や通常学級からの転級も可能です。

詳しい決まりは記載されていませんが、子供が無理や我慢をして続けなければならないことは無いため、柔軟に教育の場を変更できることは助かりますよね。

学習や子供同士の人間関係も複雑化していくなかで子供は苦痛を受けてしまうことも多くなっていくようです。勉強の仕方が合わないことや、周囲からのからかいやいじめのトラブルへの早めの相談が必要です。

今自分の家は小学校などへの進学する段階ではありませんが、たくさんの心配事が出てきそうです。そういうためにも相談できる機関の目星をつけておくことと、周囲への説明というのが大事なように感じました。

この年の子供に障害を理解することは難しいのかもしれませんが、特性としてわかってもらうだけで子供のストレスは違ってくるのかなと思います。

 

 

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ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。