自閉症スペクトラム(ASD)

本を読む 自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本④

不安定な図

前回に続いて第二章の続きです。「自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本」を読んでいます。

第二章はASDの子供とのかかわり方を10のシチュエーションに分けて解説している省となります。前回は1~3、今回は4~7までをまとめてみます。

わが子には当てはまらないようなこともこの障害の症状の濃淡が顕著であることの証拠でしょう。ただいつその症状が出るかというのがわからないというのが悩ましいところです。ですのでこういうこともあるんだという理解を入れておくのは悪いことではありません。

それでは書いていきます。今回は予定に関すること、行動変更に関することがおおいですね。

4.理解しやすい言葉で伝える

ASDの特性として言われたことを正しくキャッチできないという場合があります。もしくは言葉通りに受け取りすぎて本当の意味が伝わらなかったり、指示が複雑・多すぎて覚えきらないこともあります。理解できていないかも?という視点をもって接することがポイントとなります。

  • 長い言葉・早口が苦手
  • あいまいな言葉が理解できない

子供であれば誰しも思い当たるのかもしれませんが、何度言われても処理ができないため本人や親にとってもストレスになってしまうことも考えられます。

ですのでいわゆる直球の言葉で的確に短く指示することが必要です。この本の中では普段使いがちなあいまいな言葉が例として挙げられています。(ちゃんと・きちんと・しっかり等々)

また時間は空間のとらえ方も具体的に指示するとわかりやすいようです。我が家も時間の意識を取り入れるために、大きめのアナログ時計を部屋に入れています。

何時になると風呂の時間とかそういう感覚が徐々についていると思います。これまではそろそろとか暗くなったらとかそういう言葉でやり取りしていて、うまくいきませんでした。

手洗いもこのコロナの時期が功を奏して、ショッピングモールとかの洗面所で手洗いの順序が書いてあってそれを参考に教えさせてもらいました。(ありがとう)

5.目で見てわかる工夫を

先の言葉で伝える工夫と合わせて行うことになると思います。言葉の指示が伝わりにくい場合は絵で伝えると子供も理解しやすいケースもあります。

人は80%の情報を目で得ていることはASDの子も同じです。単純に絵といっても、写真が良かったりなどいろいろと傾向もあるみたいです。

またその絵に合わせて言葉を書いて同時に理解させる、話して理解させるということも有効のようです。

特性によっては今後のスケジュールを時間の流れに沿って書いておいて終わったら、消したりしていく方法もあるようです。

6.変更は事前に知らせる

予定が自分の考えているものと変わると不安になってパニックや何をすれば良いのかわからなくなって固まってしまう子もいます。

そうなる原因は状況を感じ取って次はこうなるだろうと想像する力が弱いからだといわれています。

周りの環境を感じ取ることの苦手さは自分も外を歩いていると感じます。急に飛び出したり、自転車もいきなり回ったりして何度もヒヤッとしました。少し余談ですね。

そういう予定変更に不安を覚える子供にはできる限り事前に知らせておくことで不安は抑えられます。

そしてその予定変更も以前あったからと言ってもなかなか想像を膨らませられないようです。それは自分の経験や知識を応用することが苦手という特性もあるからです。

予定変更を知らせて、それはどうして変更するのか、どうしたらよいのかを説明を加えておくと安心が増すようです。

幼稚園や学校であれば家庭でコントロールは難しいのですが基本は不安にさせる要素を減らすこととなります。ですので予定変更は極力避けるというのが一番良い対応となります。

仮に突発的な変更があった場合はかかわり①のマイスペースなどで落ち着かせるなどの対応が必要です。

7.気持ちを切り替えやすくする

次の場面へ移行できない子には・・・気持ちの切り替えをしやすい環境を。

ASDの子供は周りの状況を感じ取れず、途中で切り上げることが苦手なことがあります。

わが子にもこの傾向はあって遊びなど過剰なほど集中していることも多く、何を言っても全く聞こえていません。(頭に届いていないように見えます。)

自分で切り替えをすることが難しいので大人側で行動変更のきっかけをつくることが必要です。

ポイントとしては始まりと終わりをはっきりと伝えることです。

音や具体的な時間を指示しておくと理解しやすいようです。無理に行動変更を行うと猛烈な抵抗にあうこともあるので穏やかに、次の予定も悪くないような語り掛けがいいと書いてあります。(難しいでしょうけれど)

ただどっちかのペースに合わせ続けるのはよくない。終始子供のペースですと我慢をするという学びも得られません。また無理にやめさせることが場合によっては必要となりますが、ありがとうなど子供に行動変更のお礼(と言っていいのかわかりませんが)を言うようにすることを忘れずにしてということです。

 

すべて本当は子供の課題となること

とまぁ4つ紹介しました。スケジュールを立てて不安を減らすこと、あいまいを排して端的に指示を行う。また気持ちの切り替えは無理にではなく、合図や説明をしながら少しずつ変えていくことが必要です。あまりペースを合わせすぎることも良くないのですね。

これは泣き所で、過剰な集中をしているときに行動変更を強いるとすごい抵抗にあってしまいます。だったらもういいやとか思ってしまいます。

互いに落としどころを見つけていく・・・出来そうで諦めかけてしまいそうですが、親が困るからということを超えて、将来的に本人の課題になるので今やっておくことなんでしょうな。

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ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。