自閉症スペクトラム(ASD)

本を読む 自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本③

背中に乗るこども

前回に続いて第二章です。「自閉症スペクトラムのある子を理解して育てる本」を読んでいます。

第一章ではASDの主な特性3つとその詳細、そしてASDと併せ持つ障害について解説されていました。主な特性は下の三つです。

  • 人とのかかわりコミュニケーションが苦手
  • 興味の偏り、こだわりが強い
  • 感覚の偏り、動きがぎこちない

そして二次障害を防ぐ重要さやそもそもASDの範囲は様々でどこからどこまでが障害なのかは明確にはできない。その子の個性として理解して付き合っていくというように考えたほうが良いということです。

そして第二章ではそれぞれの特性に応じた10個の具体的な関わり方が示されています。NGな対応も書かれています。

10個ありますが読んだ感想としては特性で示した通り全く関係のないところもありますし、まさにその通りということろもあって、ASDというのは人によって強弱、特性の有無が違いすぎていて正解の対処が決まっているわけではないことに気づきました。

10個は一度には多いため少しずつ紹介します。(本では40ページくらいです。)

1.マイスペースを確保

不安を感じるとそこから立ち直るまで少し時間がかかる特性があることがあります。そういう場合はいつでも安心できる場所を作ってあげると本人も安心するといいます。

一部屋でなくても、専用のマットやパーテーションなどを作ってそこで落ち着かせてメンタルを取り戻すことが有効なようです。(できるだけ気が散らないようにする。お気に入りのものを一つだけ置くとか)

不安な感情は愛情によって解消されるとなんとなく思って抱きしめたり一緒に寄り添うことがふと思いつくかもしれませんが、そういう接触を嫌う場合もありますし、一人でほかの情報がないほうが落ち着くこともありますので遠くで見守る程度が良いようです。

家であれば自由は聞きますが、幼稚園や学校でも周りの協力を得てそのようなスペースを作れることがありますので相談してみるといいです。(この本には校長室が紹介されていました。)

2.慌てず冷静にかかわる

不安になってパニック(大きな声で叫ぶなどのかんしゃく)が起こってしまったらということについて書かれています。

パニックになっても大人側は冷静に対応が必要です。こちらも焦って対応すると子供がさらに激しい状態になるためです。

そうなると時が過ぎるのを冷静に待つしかありません。ただ自傷や他害がおこありそうなときは止めざるを得ません。本当は何かのスイッチでパニックになっているのでそうならないように予防できればいいのですが、起きてしまったら冷静に対応が必要となります。

無理に泣き止めさせるようなことは逆効果になります。

ここは自分も経験でありますが、本当に泣き止まないときはだめです。どう言っても聞いてくれないし、周りの目もあってその場を離れるので精一杯です。うまくいった例としては、くすぐったりすると機嫌が直ることもあったので気分をふと変えさせられる対処も効果的なのかなと思います。

3.無理強いしない

ある音や触覚などに対して敏感で強いストレスや痛みまでも感じてしまうことがあります。ほかの人にはわからない感覚で苦しんでいるかも?と思い返してみて無理に嫌なことをさせないようにすることが必要です。

単に音が嫌な場合もありますが、音が意味することを知れば嫌がらない場合もありますのでその音の意味するものを説明すれば、だいじょうぶになってくれることもあります。

自分の場合は周りの音(姿が見えないのに音がするケース)に対して敏感なほうだと思います。家の中にいて外からガーっていう音が聞こえると、不安そうに何の音?と聞いてきます。

その質問に対して回答するとそれ以降はあまり気にしなくなります。

とはいえ苦手なもの、感覚の大元は避けていくのが基本です。中には耳栓をして音を避ける、服の材質が嫌なら綿素材だけを着せるなどです。

とりあえず途中ですが次に続きます

10個のうち3個紹介しましたが、なかなかの多さです。これでも端折っています。自分の子と比べてみるとこの3個は強く該当することは無かったかなと思います。

しかしこのような特性が固定されるわけではなくて、現れてきたりもするので知識として入れておくことは必要だと感じています。

特に感覚はまだ体験していない感触や音がたくさんあるはずなので参考になりました。

次は残りのかかわり方を紹介しようと思います。

 

おわり

 

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ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。