自閉症スペクトラム(ASD)

山口尚秀さんに学ぶ

東京パラリンピック100m平泳ぎ(知的障害)で山口尚秀(20)=四国ガス=が世界新記録で金メダル。そんな新聞の1面の見出しに目を奪われた。
山口尚秀さんは愛媛県今治市出身。3歳の時に知的障害を伴う自閉症と診断された。これまで全く見ていなかったパラリンピックについてぐっと引き寄せられた。

恥ずかしいけれどこれまで山口尚秀さんのことは知りませんでした。でもこの経歴を見て他人には思えなくてほかの記事も読ませていただきました。山口さんの自閉症の経歴はわが子と同じ。3歳で知的障害を伴う自閉症と診断。

山口さんのこれまでの経歴はこのような感じでした。

保育園に通っている間に知的障害を伴う自閉症と診断される。

小学校から高校まで特別支援学校に通う。

小学4年生のときに水泳をはじめて高校1年の時の障碍者スポーツ大会で頭角

現在は勤務先で伝票入力などをこなす。

多分一つ一つにドラマチックなことがあったんだと思います。記事の中には本人の特性やそれに苦労したであろうことも書かれていました。

保育園のときに診断

保育園に通っていたころに公園で他の子を押しのけたりパニックになってしまうこともあったといいます。こだわりが強いことやコミュニケーションや団体行動が苦手なことも特徴としてありました。その場の状況や相手の気持ち、自分の気持ちもうまく伝えられないということが本人にもわかってきたのかなと想像します。

わが子も他の子の気持ちが読み取りにくいとかそれによる、意志の行き違いなんかは親であっても日常茶飯事です。読めば読むほどわが子のようなことが書いてありました。

そのような特性もあって一人一人の特性に応じた支援が得られる特別支援学校を選択しています。

水泳は彼の居場所

特別支援学校高等部に通っていたときにクラスから疎外され通えなくなってしまったことがあった。そんなときでも小学生から始めていた水泳が彼を救いました。水泳仲間や指導者から励まされ、水泳は続けられた。

高校1年生の時の障害者スポーツに出場して頭角を現して今に至っています。ただ水泳の練習に行くのに精いっぱいであったり、高校の大会での挫折、トイレに急に行ったりと少し落ち着きがないこともあったようです。

しかし高い目標に向かって努力するという彼の能力によって大きな大会で活躍の場を広げていきました。そのようなスポーツでの成功体験が自分の自己肯定感を支えていったのかなと思います。

自他ともに特性とうまく付き合う

このような経歴をみていると、山口さん本人や水泳のコーチ、ご両親が特性を理解して努力していることが伝わってきます。山口さん自身も皆と違うことや支援学校でのつらいことがあり相当な負荷を強いられていたのは想像に難しくありません。

そういう中で水泳という居場所を作っていられるまた、その中で目標があって努力していけるということ。本当にすごいことだし、羨ましいとも思いました。

自分の子供がそうしたいとか言うつもりもありませんが、特性を(本人も周りも)理解して接することでここまでうまく回るのかということに心動かされました。

誰でも基本は同じ

ここまで知的障害ということをベースにしていますが、基本は石川医師(児童精神神経課医)も言っていたように誰もが失敗し、特性を理解する、そしてそれを理解してもらうように工夫する。特性が多かれ少なかれそういう行為の繰り返しですよね。

そしてスポーツや日常生活での自尊感情によって社会性が備わってくる。ここにいてもOKだということ。そういうスイッチをそれぞれの人生で作れるようにしておきたいなと思います。

だからこそ子供には好きなことをとことんやらせていきたいなということを強く思いました。電車でも、砂遊びでもそれが自分の自信構築にどうやってつながるかわかりませんから。

ちょっと気になったのは自閉症スペクトラムの場合水関係の事故が多いと奥さんから言われていて少しビビっています。

そういう意味でも山口さんは本当に水の危険性も理解し、素晴らしいタイムを出す。これって周りが見えている一つの証かなとも思います。

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havefan35
ダイエットと軽い筋トレでシュッとすることを目指しています。