自閉症スペクトラムの子供は時間の感覚が独特との話で、視覚情報に頼っているとの話は多くの本に書いてあります。
ですので絵や写真で一日の工程を示すと理解しやすいとの話があります。
ですから工夫して手で動かせる時計を買ってとかあるみたいです。
我が家も例にもれず、一日の流れが荒れに荒れていて、昨日は夜の七時にご飯食べたのに、翌日は9時に食べて、そのまま風呂に入らずに寝た。とかよくあります。
こういう変化の大きい日常生活は自閉症スペクトラムの子には先行きが読みにくく不安定になってしまう要因となります。
ですから先の一日の工程を時間を見せてイメージさせるのが良いと言われています。
まだ買ったばかりで、子供に見せていないのでなんとも言えないのですが・・・というか家に時計が今までなかった。から買うことからはじめました。
電気屋さんの時計売り場で購入
正直時計をどこに買いに行けばいいのか考えたことがなかったけれど、どうも電気屋さんがいいようだったので繁華街の電気屋に向かいました。
たくさんありすぎて迷いますが自分が重視したのはこの点です。
- 電波時計
- 見やすさ
- 秒針が連続秒針(かちかち言わないやつ)
とにかく時間がずれるのが本当に嫌だったので電波時計をまず選びました。電波時計じゃないやつは1000円くらいからあります。電波時計にすると2000円は超えてきますね・・・。
見やすさは正直パット見見易いのを選んだだけですが、文字盤(時計の中の数字が書いてあるところ)の数字が立体的になっているのが見やすかったですよ。
あとは秒針カチカチは気になるとダメなので。連続秒針にしました。中には暗くなると秒針が止まるというものもあるみたいですが、別に明るいときでも気になるからなと思いNG。
あと情報が多すぎると混乱のもとになるので、温度や湿度、日付が入るのも避けました。というかそもそもそういうのは高いので無理でしたが。
注意したかった点
今回うかつだったのは次の2つです。もっと考えておけばなぁと思いますが、もう仕方ない。
- サイズ
- 重さ
サイズは見易いように大きめを買いたいと思っていたけれど、家に変えると案外でかい・・・と思いました。結構圧迫感が出ますね。
あと重さですが、正直全く考慮していなかった。
当然掛け時計ですんで壁にかけます。そのときにどうするかっていうことを考えないといけませんでした。買ったのは約960gという重さ。
うちはボードに取り付けようと思っていたので、その足でダイソーの2kgまでOKの接着用のフックを買いました1kg用もあったけど、ギリギリではいかんと思いワンサイズアップ。
時計が落ちた
家に帰り電波をキャッチさせて立ち上げていざ壁にかけます、かけました。ダイソーの接着フックで。そしたら20分後くらいにガッシャーーーンと落下。
本当にビックりした、家に一人だったんでわけが分からなかった。しかも目の前に時計が落っこちている。
幸い表面には傷はなく、縁にちょっとついた程度でした。フックが壁のクロスごと離れていた。ダメじゃん。
たぶん接着テープとクロスの表面が完全にくっついていなかったんですわ。よく見ればクロスは凹凸のあるタイプ・・・(分かってはいたけど、倍の荷重だからOKと思った)
いろいろ考えた末に壁のボードに差し込むピン型のフック(5kgまでOK)を再度ダイソーに行ってきて買った。
流石にこれは大丈夫(今の所)。今まで時計を買ったことがなかったからこんなことまで考えないといけないと勉強になります。
新しい時計で予定をびしっと伝えよう
早々に傷が入った時計とうまく予定を教えて行けたらなと思います。まだ実践していないんで効果は不明ですが少し楽しみです。子供の玩具にならないように気をつけないと。
本当に時刻は正確・・・当たり前なんだけどね。今までなかったからどうも時間が進むのが早いような気もする。